日焼け止めで肌荒れ・ブツブツが出る!気になる原因・対策を徹底解説
紫外線から肌を守るために必須の日焼け止め。アイテムや肌質によっては、塗布したあとに肌荒れしたり、ブツブツができたりするケースもあります。
いったい何が原因なのか、肌を守るためにどうするべきなのかを、わかりやすく解説します。日焼け止めに関する悩みを解決しましょう。
日焼け止めで肌荒れ・ブツブツが起きる主なパターン

日焼け止めが原因で発生する肌荒れやブツブツ。その発生パターンには個人差があり、主な症状は以下のとおりです。
- 塗った直後にヒリヒリする、赤くなる
- 数時間後〜翌日ごろにブツブツが出る
- 数日かけて少しずつ状態が悪化する
それぞれで原因が異なるため、まずは自分自身がどれに当てはまるのかを冷静に確認してみてください。
また肌荒れ症状の様子についても、同時にチェックするのがおすすめです。
- 同じ日焼け止めを使っていても、症状が出るのは特定の部位のみである
- 顔と身体で肌荒れ症状が異なる
このような場合の原因も、次項目からくわしく解説していきます。肌トラブル解決のため、ぜひチェックしてみてください。
原因1:成分による刺激
日焼け止めを塗った直後にヒリヒリしたり赤くなったりする場合、含有成分のいずれかが刺激となっている可能性があります。
敏感肌の人に発生しやすいトラブルパターンで、放置するとさらに悪化する恐れもあるでしょう。刺激の原因になりやすい主な成分と、おすすめの対処法は以下のとおりです。
紫外線吸収剤
紫外線吸収剤とは、肌表面で紫外線を吸収し、化学反応により熱へと変える物質です。
紫外線カット効果が高い反面、肌表面で化学反応を起こすことから、刺激が強い成分として知られています。
アルコール(エタノール)やそのほかの合成成分
夏向けの日焼け止めには、さっぱりとした使い心地を実現するため、アルコール(エタノール)を配合した製品も少なくありません。
肌が弱っているときには、わずかな刺激がトラブルの原因になる可能性もあります。
また化学的に合成された香料も、肌に刺激を与える原因の一つです。普通肌用化粧品で肌荒れした経験がある人は、日焼け止めにも注意が必要です。
防腐剤や界面活性剤など、そのほかの合成成分にも注意しましょう。
高SPF・耐水性が高いほど負担が増えることがある理由
UVカット効果や持続性に優れた製品には、肌に負担をかける成分を多く含んでいるものも少なくありません。
「何度も塗り直さなくても良い」というのは確かにメリットではありますが、肌に負担をかけ続けるということ。
「ちょっとヒリヒリするくらいだから…」と我慢して使い続けるのは避けてください。
刺激性を見分ける成分表示のチェックポイント
成分による刺激で悩む人におすすめなのは、低刺激性をうたう日焼け止め製品です。以下のようなアイテムに注目してみてください。
- 紫外線吸収剤不使用
- 無香料無着色
- アルコール不使用
- スティンギングテスト済
- 低刺激性
どの成分が刺激となっているのかは、肌質によって異なります。気になるアイテムを見つけたら、少量ずつ使用し肌トラブルの有無を確認するのがおすすめです。
原因2:毛穴詰まり・コメド
日焼け止めを塗った数時間後~翌日ごろにかけてニキビ様のブツブツが出る場合に疑われるのが、毛穴詰まりやコメドによる肌トラブルです。肌荒れが悪化するメカニズムと対処法を確認しましょう。
油分・被膜形成剤が重いと詰まりやすい理由
日焼け止めには、油分やシリコーンが含まれています。毛穴が詰まり、内部で炎症が起きるとブツブツが出てしまいます。
特に脂性肌の人に多いトラブルで、下地やファンデーションと重ね塗りをする場合にも注意が必要です。何層にも重なった膜を完全に除去するのは難しいもの。汗や皮脂、湿気で蒸れればさらに状況は悪化します。
マスク・メガネ・襟などが触れる部分は要注意
日焼け止めによる毛穴詰まりやコメドが原因のパターンで、特に注意したいのは外部刺激が加わりやすい部位です。マスクやメガネ、洋服の襟や袖が触れる部分には、特に注意しましょう。
肌に物理的な刺激が加わると、毛穴詰まりや炎症が起きやすくなると言われています。該当部位で一気に症状が悪化する恐れもあるため、できるだけ清潔に保ってください。
おすすめの対策はクレンジング
毛穴詰まりやコメドによる肌トラブルを予防するために、基本となるのがていねいなクレンジングです。日焼け止めを肌に残さないよう意識しましょう。
とはいえ、刺激の強いクレンジング剤でゴシゴシこすれば、そちらのほうがかえって刺激となる可能性も。
肌への負担は最小限にしつつ、汚れを落とし切るようにしてください。落としやすさにこだわって日焼け止めを選ぶのもおすすめです。
原因3:アレルギー・接触皮膚炎

日焼け止めを塗ったあと、ある程度時間が経過してから症状が出る場合、アレルギーやかぶれといった原因が考えられます。時間の経過とともに少しずつ悪化していく場合も、こちらを疑ってみてください。
アレルギー性と刺激性の違い
アレルギー性の皮膚炎は、日焼け止めに含まれる特定の成分に対し、免疫が過剰に反応することにより引き起こされます。かぶれや赤み、かゆみといった症状が特徴で、同じ成分に繰り返し触れることで徐々に悪化します。
刺激性の皮膚トラブルは、成分が直接影響し肌荒れが起きる症状のこと。両者の発症メカニズムは大きく異なっています。
光接触皮膚炎とは
光接触皮膚炎とは、日焼け止めに含まれる成分が紫外線と反応することで、かゆみや赤み、ブツブツなどの症状が出る疾患です。
何度も繰り返し発生すると、アレルギー反応が起きる可能性も。日焼け止めは紫外線のもとで使うことを前提とした商品だからこそ、注意する必要があります。
アレルゲンを避け状況によっては皮膚科を受診
アレルギーが原因で肌トラブルが起きている場合、アレルゲンを避けるのが一番です。どの成分に反応を示すのかは人によって異なるもの。
まずは少量から、さまざまなタイプの日焼け止めを試してみるのがおすすめです。
あまりにも症状が重い場合や、使える日焼け止めが見つからない場合は、皮膚科を受診しましょう。パッチテストやアレルギー検査で、自身の身体の状況を的確に把握できます。
原因4:使い方・落とし方のミス
日焼け止めが原因の肌荒れは、普段の使い方や落とし方のミスによって引き起こされるケースも多くあります。どのようなケースが当てはまるのか、チェックしてみてください。
塗る量が多すぎる/少なすぎる
日焼け止めは適正量で使うことが大切です。使用量が多すぎれば、毛穴詰まりやコメドによる肌トラブルが増加します。
反対に少なすぎると、紫外線を十分にカットできず、日焼けによるダメージや乾燥といったトラブルにつながるでしょう。
こすり塗りによる摩擦
日焼け止めをゴシゴシとこするように塗れば、摩擦が起きます。肌表面がダメージを受けバリア機能が低下すれば、荒れやすくなるでしょう。
日焼け止めはこまめな塗り直しが必須ですが、やり方を間違えるとダメージが増加する可能性も。正しい塗り方を意識してください。
日焼け止めとスキンケアの順番・相性問題
日焼け止めはスキンケアアイテムと併用する機会も多いもの。順番や相性にも気を配ってみてください。
日焼け止めを塗るのは、化粧水や乳液で肌を整えたあと。
化粧下地を使う前にしましょう。日焼けしやすい場所や落ちやすい部位には、重点的に乗せるのがおすすめです。
クレンジングはやさしくしっかり
日焼け止めは、日々のクレンジングで確実に落とし切ることが大切です。成分が肌に残れば、トラブルの原因になるでしょう。
肌にやさしいタイプのクレンジング剤で、ていねいに洗い流しましょう。できるだけ摩擦は避け、ぬるま湯ですすぐのがポイントです。
クレンジング剤の刺激が気になる場合、石けんで落とせるタイプの日焼け止めを使うのもおすすめです。
肌荒れ・ブツブツが出たときの対処法
日焼け止めを使用して肌トラブルが起きたら、まずは以下の行動を意識してください。
- 疑わしい製品を中止する
- 洗いすぎを避ける
- 保湿剤を低刺激性のものに切り替える
- 状況によっては皮膚科を受診する
トラブル発生時に何よりも重要なのは、原因物質を取り除き、肌を休ませることです。荒れた肌にさらなる刺激を与えないよう、クレンジングや保湿方法も見直してみてください。
敏感肌向けのスキンケアアイテムに切り替えるのがおすすめです。
しばらく様子を見ても症状が落ち着かない場合は、皮膚科を受診しましょう。
パッチテストで安全確認
以前に肌荒れした製品の使用を再開したい場合や、新しいアイテムを導入したいときには、パッチテストを行うのがおすすめです。
腕の内側に10円玉大の大きさで塗布したら、あとは時間をおいて様子を確認していきます。
30分後、12時間後、24時間後、48時間後の肌の様子を確認し、症状が出ていなければOKです。
赤みやかゆみ、ブツブツといった症状が現れたら、その時点でパッチテストは中止します。塗布した部分をしっかりと洗い流しましょう。
肌荒れしにくい日焼け止めの選び方

日焼け止めで肌荒れした経験がある人におすすめなのが、肌トラブルに配慮して作られた製品です。肌荒れしにくい日焼け止めを選ぶ際の、3つのポイントを解説します。
紫外線散乱剤(ノンケミカル)タイプ
紫外線吸収剤よりも肌トラブルを起こしにくいと言われているのが、紫外線散乱剤です。
肌の表面で、物理的に紫外線を跳ね返すことで日焼けを防ぎます。酸化亜鉛(ジンクオキサイド)や酸化チタン(チタニウムジオキサイド)が配合されている日焼け止めに注目してみてください。
ノンコメドジェニック・敏感肌向け表示
ノンコメドジェニックとは、コメドが発生しにくいよう設計された製品のこと。日焼け止めでも人気のタイプです。
敏感肌向け表示がある製品は、具体的にどのような工夫を取り入れているのかまでチェックするのがおすすめです。
合成香料やアルコール、防腐剤など、肌に負担をかける成分は少ないものを選びましょう。一方で、そうした成分が含まれていないデメリットについても、正しく把握しておく必要があります。
テクスチャ
肌への負担を軽減したいなら、テクスチャにもこだわりましょう。伸びが良く、摩擦が少ないミルクタイプがおすすめです。保湿成分が配合されている製品なら、乾燥ケアも同時に可能です。
日焼け止めで荒れないための塗り方・落とし方のコツ
続いては、肌に負担をかけないための塗り方・落とし方のコツを紹介します。すぐに実践できるポイントばかりなので、参考にしてみてください。
摩擦を減らす塗り方と適量の目安
顔に日焼け止めを塗るときの適量の目安は、大きめのパール1粒ぶん程度です。おでこ・頬・鼻・あごの5点に置いたら、中指と薬指を使い外側に向けてやさしく伸ばしていきましょう。
全体に乗せ終わったら、手のひら全体でなじませるのがコツ。こうすることで、ゴシゴシこすらなくてもムラなく均一に仕上がります。
塗り直しはティッシュオフやミストで負担軽減
日焼け止めを塗り直す場合は、ティッシュでやさしく押さえ、余分な油分や水分を吸収してから行うのがおすすめです。
塗り直し時の摩擦が気になる場合は、ミストやスプレータイプの日焼け止めを使うと良いでしょう。メイクの上からシュッと吹き付けるだけでOKなので、手間も省けます。
クレンジングは日焼け止めのタイプに合わせて選ぶ
クレンジング剤は、日焼け止めに合わせて選ぶのがおすすめです。肌への負担を抑えつつ、残った成分をしっかりと落とし切れるものを選んでください。
クリームやジェルなど、日焼け止めにしっかりとなじませて落とすタイプがおすすめです。
石けんで落とせるタイプの日焼け止めなら、強いクレンジング剤を使う必要はありません。
皮膚へのやさしさを最優先に、必要十分な洗浄力を備えたアイテムを選んでください。
洗顔後はすぐ保湿してバリア機能を守る
洗顔後は、できるだけ早く保湿ケアを行いましょう。洗顔後の肌からは急激に水分が失われ、バリア機能が低下します。
化粧水で肌を整えたあと、乳液やクリームでふたをするところまで忘れないでください。
肌状態が不安定な時期の代替策
肌の状態が悪いときに、強い日焼け止めを使用するのはおすすめできません。日焼け止めをマイルドにするぶん、帽子や日傘など、紫外線をシャットアウトするアイテムを併用するのがおすすめです。トラブル発生時だけではなく、平常時に愛用するのも良いでしょう。
本記事読者におすすめしたい商品
日焼け止めによる肌トラブルが気になるなら、負担の少ないアイテムに注目してみましょう。おすすめの日焼け止めを2つ紹介します。
紫外線吸収剤・酸化チタンフリーのナチュラル設計
100%自然由来成分で肌をやさしくケア
肌荒れ・ブツブツに悩まされない日焼け止めを選ぼう

「日焼け止めを塗ると肌荒れする…」「ブツブツが出てしまった」といったお悩みを抱える人は、決して少なくありません。
日焼け止めの成分に注目し選び方を変えれば、肌トラブルを予防できる可能性も。肌へのやさしさを重視した、おすすめアイテムにも注目してみてください。





