尿意がないのに尿漏れするのは病気?セルフケア方法や対策商品を紹介
尿漏れは、女性にとって身近な悩みの一つです。尿意がないのに尿漏れすることもあり、「いったいなぜ…」と戸惑う人も多いのではないでしょうか。
気になる原因と、自分でできる対策方法やおすすめケアグッズを紹介します。
尿意がないのに尿漏れする原因とは

尿意がないのに尿漏れする場合、いくつかの原因が考えられます。思い当たる節がないかどうか、まずは確認してみてください。
骨盤底筋のゆるみ
骨盤底筋とは、骨盤の底に位置する筋肉で、内臓を支える役割を担っています。出産や加齢が原因で筋肉がゆるむと、臓器を支えたり排尿をコントロールしたりする能力が低下するのです。
重い荷物を持ち上げる、笑う、くしゃみをするなど、腹部に圧力がかかった際に尿漏れする場合、こちらの原因を疑ってみてください。中高年女性に特に多い尿漏れタイプです。
ストレスやホルモンバランスによる影響
自律神経やホルモンバランスもまた、排尿と深く関わっています。ストレスや緊張により体内のバランスが乱れると、尿意がないのに尿漏れする可能性があります。
ホルモンバランスの乱れは、女性ホルモンの分泌量が減少する40代以降に特に注意が必要です。
20~30代でも過度なストレスや無理なダイエット、妊娠・出産にまつわる一時的な体の変化により、尿漏れに悩まされるケースもあります。
過活動膀胱の可能性
尿意がない状態から突如として非常に強い尿意を感じ、トイレに行く前に尿漏れしてしまう症状を切迫性尿失禁と言います。
膀胱が過敏になり、勝手に収縮してしまう過活動膀胱は、切迫性尿失禁を引き起こす原因の一つ。予兆なく突然トイレを我慢できなくなるため、日常生活にも影響を及ぼしやすい尿漏れタイプです。
神経の異常
人間が尿意を感じ実際に排泄するまでの流れは、脳や神経によってコントロールされています。何らかの事情により機能低下や伝達障害が発生すると、正常な排尿が難しくなります。
尿漏れと病気の関連性とは

尿意がないのに尿漏れする場合、重大な病気が隠れているケースもあります。排尿にまつわる悩みをすっきり解消するためにも、一度専門医を受診するのがおすすめです。
尿漏れに関連する具体的な病気
脳や神経系の異常は、排尿障害につながります。
- 脳梗塞
- 認知症
- 脳腫瘍
このほかにも、事故や病気による脊椎の神経機能の低下や、排尿に関わる臓器の形態異常など、さまざまなケースが考えられます。
自らの悩みの原因を正しく突き止め、重大な病の可能性を否定するためにも、まずは一度専門医に相談してみてください。
診断方法と検査の種類
尿漏れでクリニックを受診する場合、以下のような検査が実施されます。
- 問診
- 尿検査
- 内診
- 画像検査
問診では、具体的な症状の聞き取りのほか、日々の排尿の記録を確認されることも。尿検査では、膀胱や尿に異常がないかどうかチェックします。
排尿時の勢いや膀胱内に残った尿量の測定、パッド使用による尿漏れ量の測定などを行い、原因を突き止め治療方針を決定します。
受診を検討するタイミングについて
尿漏れはデリケートな問題で、症状が軽度であれば受診をためらうケースもあるでしょう。以下のような状況になったら、遠慮なく相談してみてください。
- 日常生活に支障が出ている場合
- 尿漏れが原因でやりたいことを諦めている場合
- 尿漏れ以外の症状がある場合(残尿感、血尿、排尿困難、痛みなど)
特に尿漏れ以外にも症状が出ている場合には、速やかな受診を心がけましょう。
尿漏れを防ぐ方法と日常生活の工夫

女性が経験する尿漏れには、セルフケアで改善できるものも少なくありません。重症化する前の対策としても有効なので、以下で紹介する4つのポイントを意識してみてください。
骨盤底筋トレーニング
加齢や出産、過重労働や便秘などが原因でゆるみがちな骨盤底筋。意識してトレーニングすることで、機能向上を目指せます。
1.仰向けに寝て、足を少し開いた状態で膝を立てる
2.肛門・膣・尿道を意識してギューッと締める(10秒ほど)
3.力を抜いてリラックスする(30秒ほど)
4.2~3の流れを10回繰り返す
5.先ほどよりも速いテンポで、肛門・膣・尿道を締めたりゆるめたりする(10回ほど)
6.1~5までの流れを、何度かに分けて1日に5セット以上行う
夜寝る前や起床直後、ふとんの中で行うのもおすすめです。お風呂上がりのストレッチに組み込むのも良いでしょう。
生活習慣の改善
尿漏れは、精神的な問題により引き起こされるケースも多いトラブルです。機能面に特に問題がない場合には、生活習慣の改善にぜひ積極的に取り組んでみてください。
- 栄養バランスの整った食事を摂る
- 睡眠時間を十分に確保する
- 適度な運動やストレッチを行う
また排尿時の誤った習慣を見直すのも効果的です。
排尿時に腹筋に力を入れて、無理やり押し出すのはNGです。尿意を感じていないにもかかわらず、何度もトイレに行くのもやめましょう。
残った尿を絞り出そうといきんだり、便秘で強い力を加えたりするのも、できれば避けたい習慣です。リラックスした状態で自然に排泄できる環境を整えてください。
水分摂取のポイント
尿漏れが気になる場合に、注意したいのが水分摂取です。アルコールや炭酸飲料、カフェインの過剰摂取が切迫性尿失禁の原因になる可能性もあるため、注意してください。
尿漏れストレス管理の方法
尿漏れトラブル改善のため、重要なのがストレス対策です。しかしながら実際には、「尿漏れするかも…」という不安がストレスとなり、悪循環に陥るケースも少なくありません。
尿漏れ用の対策グッズをうまく使えば、日常生活への影響も最小限に留められるでしょう。周囲にバレるリスクも低減できます。
ただし対策グッズの使用は、根本的な解決にはつながりません。骨盤底筋トレーニングや生活習慣の改善、医師への相談など、そのほかの取り組みとセットで取り入れるのがおすすめです。
尿漏れ対策商品紹介

尿漏れ対策商品は多種多様で、女性向けアイテムも少なくありません。特に尿意がないのに尿漏れする場合、強い味方となってくれるでしょう。おすすめアイテムや選び方のポイントまで、ぜひ参考にしてみてください。
吸水パンツ・パッドの選び方
尿漏れに悩まされない生活を送るために、おすすめなのが吸水パンツや吸水パッドです。生理用品を流用するのではなく、尿漏れ対策専用のアイテムを用意しましょう。
吸水パッドは商品によって吸水量に違いがあり、自身の尿漏れ症状にぴったりなアイテムを選ぶことが大切です。「パッドでは不安…」という人には、パンツタイプを選んでください。
肌に優しいおむつの特徴
尿漏れ対策グッズを日常的に使う場合、肌への負担の有無も必ずチェックしておきましょう。
吸収力に優れている吸水パッドを選べば、ムレずに快適に過ごせます。自然素材を使った製品は、素肌に触れたときも快適でストレスを感じにくいでしょう。
繰り返し使える布製の吸水ショーツを選べば、普段の下着と同じ感覚で使用できます。
肌や尿漏れの状態に合わせて、複数アイテムを組み合わせるのもおすすめです。
ポータブルトイレの利点
尿意が突然やってきて、トイレに着くまで間に合わない人には、ポータブルトイレもおすすめです。寝室に設置すれば、夜間も安心して過ごせるでしょう。
介護用品としても定番のアイテムですが、排泄物の処理や清掃といった手間も発生します。吸水ショーツと比較し、自分にとってメリットが大きいと思えるほうを選択しましょう。
尿漏れ防止に役立つアプリの利用
尿漏れ防止やセルフケアのため、スマートフォンのアプリを活用するのもおすすめです。具体的には、以下のようなアプリに注目してみてください。
- 骨盤底筋トレーニングサポートアプリ
- 排尿記録アプリ
トレーニングも記録も、長く続けるのは簡単ではありません。アプリの力も借り、ストレスフリーな毎日を目指しましょう。
尿漏れ治療の選択肢とは
セルフケアでは改善できない場合、専門医のもとで本格的な尿漏れ治療を受けるという選択肢もあります。具体的にどのような治療を受けられるのか、確認してみてください。
薬物治療の選択肢
尿意が急にきてトイレまで我慢できない切迫性尿失禁の場合、薬物治療により症状を軽減できる可能性があります。膀胱の緊張をゆるめ、より多くの尿をためられるよう薬の力でサポートします。とはいえ薬剤にも限界はあるため、骨盤底筋トレーニングや排尿トレーニングなども併用するのが一般的です。
重症の場合は手術という選択肢も
重度の尿漏れで悩まされていて、トレーニングや薬物治療で効果が出ない場合には、手術という選択肢もあります。
TVT手術やTOT手術は、おなかに力が加わったときに尿漏れする腹圧性尿失禁の場合に有効です。
どちらも成功率の高い手術ではあるものの、100%ではありません。またすべてのタイプの尿漏れを手術で治癒できるわけでもないので、注意してください。
かかりつけ医と相談しながら、治療の有効性を判断するのがおすすめです。
最新の医療技術とその効果
尿漏れの治療方法は、最新の医療技術により非常に幅広くなってきています。医療レーザーを用いて尿道粘膜を修復したり、ボトックス注射で膀胱内の筋肉を弛緩させたりと、症状に合わせた治療が可能です。
保険適用で高い効果を期待できるものもあるので、ぜひ一度専門医に相談してみてください。
本記事読者におすすめしたい商品
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尿意がないのに尿漏れするお悩みを解決へ
尿意がないのに尿漏れする…というお悩みは、女性にとって身近なもの。病気が原因ではなく、セルフケアで症状を改善できるケースも少なくありません。自分の尿漏れタイプを正しく把握し、適切なケアを実践してみてくださいね。







