自分のカラダ、大切にできてる?フェムケアの基本と始め方
フェムケアはなぜ必要?基礎知識から効果的なやり方までわかりやすく解説
ここ数年、女性たちの間で注目されているのがフェムケアです。
非常にデリケートで繊細な問題だからこそ、「やり方がよくわからない」「どのようなアイテムを取り入れれば良いのだろう…」と、悩みや不安を抱える人も少なくありません。
フェムケアの基本やアイテムの選び方、日常生活に取り入れるメリットにおすすめアイテムなど、気になる情報をまとめてお届けします。
不安に感じがちなやり方についても詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
フェムケアとは?基礎知識を理解しよう

まずはフェムケアの基本について学びましょう。「人にはなかなか聞けず困っていた」という人も、まずは疑問を解消してみてくださいね。
フェムケアの定義と歴史的背景
フェムケアとは、“Feminine(女性の)”と“Care(ケア)”の2つの単語を組み合わせて作られた言葉です。
女性器を含むデリケートゾーンのケアをはじめ、女性の身体全体を健やかに保つためのお手入れを指します。
特に日本においては、デリケートゾーンのケアに関するトピックは「恥ずかしいもの」として捉えられてきました。
とはいえ、人には言えない悩みや不快感を抱える人は決して少なくありません。より快適で健康的な生活を求め、注目されるようになってきたという歴史的背景があります。
ちなみに、日本ではまだ特別視されやすいフェムケアですが、欧米各国ではすでに「当たり前のこと」として広く受け入れられています。
顔のスキンケアに力を入れるのと同様に、フェムケアを重視する人も決して少なくありません。
フェムケアが必要な理由
フェムケアは、女性の身体にとって非常に重要な意味を持ちます。フェムケアが必要な理由は以下のとおりです。
- 年齢とともに減少する潤いを保ち、乾燥を防ぐため
- 膣内の細菌バランスを整え、トラブルを予防するため
- 女性としての自信を身につけ、不快感を軽減するため
デリケートゾーンの皮膚は非常に薄く、外部刺激に弱いもの。常に下着と接しており、気づかないうちに摩擦や乾燥によるダメージを負いがちです。
そのほかの部位と同様に、皮膚を健やかに保つためのポイントは保湿にあります。
フェムケアで潤いを補給することで皮膚のバリア機能が正常に保たれ、かゆみや違和感を軽減する効果が期待できます。
また女性のデリケートゾーンは、年齢を重ねることで徐々に変化。ホルモンバランスの変化により、トラブルに悩まされるケースも少なくありません。
乱れがちな細菌バランスを適切なケアにより整えることは、健康維持につながるでしょう。
お手入れをしないまま放置すれば、デリケートゾーンも老化します。臭いやかゆみといった、不快な症状で悩まされるケースもあります。
フェムケアは、いつまでも若々しく自信を持てる自分でいるためにも、非常に重要な意味を持ちます。
フェムケアの多様な方法と種類

フェムケアはやり方を間違えると、かえって逆効果になってしまう可能性もあります。多様な方法や効果的なやり方について解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
スキンケアとしての日常フェムケア
デリケートゾーンを健やかに保つためのケアの基本は、洗浄と保湿です。そのほかの部位のスキンケアと同様に、皮膚に負担をかけない方法で行いましょう。
具体的には、デリケートゾーンの洗浄には専用ソープを使うのがおすすめ。一般的なボディーソープを流用するのは、できる限り避けてください。
刺激が強く皮膚トラブルの原因になったり、細菌バランスが崩れるきっかけになったりする恐れがあります。
デリケートゾーン専用ソープは、肌に優しい弱酸性が基本です。優しくマイルドに、洗いあげられるでしょう。
古い角質を落とし、黒ずみを防げます。VIOラインは特に皮膚が薄く乾燥しやすいため、洗浄後は保湿するのがおすすめです。デリケートゾーン専用の保湿アイテムを取り入れましょう。
洗浄時には「いったいどこまで洗えばいいの?」と悩みがちですが、膣の中を洗う必要はありません。指やソープを入れるのは避けてください。
生理時に実践したいフェムケア
生理中は、デリケートゾーンに特に負担がかかりやすい時期。生理用品選びでもフェムケアを意識して、トラブル予防に努めるのがおすすめです。
生理用アイテムの選択肢は非常に豊富です。
使い捨てのナプキン以外に、洗って繰り返し使える布ナプキンやタンポン、吸水ショーツに月経カップなど、自身のライフスタイルに合わせてぴったりなものを選択しましょう。
また汚れた生理用品は、できるだけ素早く交換するのも重要です。不衛生な環境で雑菌を繁殖させないよう、十分に注意してください。
日常的に身につける下着でもフェムケア
日常的にできるフェムケアのやり方で、もう一つ注目したいのが下着選びです。できるだけ通気性の良いものを選び、ムレを防ぎましょう。
コットンやシルクといった天然素材のものは、肌触りも良く快適に身につけられます。締め付けが強すぎないものを選んでください。
フェムケアアイテムの選び方と注意点は?

初めてのフェムケアアイテム選びで悩む人は少なくありません。選び方のコツや注意点を解説します。
フェムケアアイテムはニーズに合わせて選んで
一言でフェムケアと言っても、その内容はさまざまです。自身が抱える不快感を取り除き、自信を取り戻すのにぴったりなアイテムを選んで購入してみてください。
デリケートゾーンの臭いやかゆみが気になる場合、洗浄・保湿成分にこだわっている商品に注目してみましょう。
アンダーヘアが気になる場合も、専用の洗浄剤やシェービング用品を使うのがおすすめです。
生理時の悩みに特化したアイテムも少なくありません。まずは自身が抱える悩みをはっきりさせて、それを解消できる商品を探してみてください。
初めてのフェムケア製品選びで注意すべきポイント
初めてフェムケア製品を選ぶ際に、注意したいのが配合されている成分や原材料についてです。
特にデリケートな部位に直接触れるものは、余計なものが配合されていない製品を選びましょう。
具体的には、合成香料やアルコール、パラベン、鉱物油に防腐剤などが含まれていないものがおすすめです。
日常生活にフェムケアを取り入れるメリット
忙しい日々を過ごす中、後回しにされやすいフェムケア。とはいえ日常生活の中に、フェムケアを取り入れるメリットは多くあります。
2つのポイントを紹介するので、モチベーション向上のためにも参考にしてみてください。
自身の身体に自信が持てる
加齢とともに、自分自身の身体に自信が持てなくなる女性は少なくありません。デリケートゾーンの悩みは非常に幅広く、根が深いもの。
一方で、「身近な人だからこそ気軽に相談はできない…」と、不安を抱え込んでしまいがちです。
フェムケアを日常生活に取り入れることは、そうした不安と真正面から向き合うことにつながります。
自分自身で手をかけ、美しくお手入れすることで、自分への自信を取り戻せるでしょう。
自分を大切にする意識の向上
フェムケアは、自分のことを後回しにしがちな女性が、あらためて自らを振り返るのにも効果的です。
自分を大切にすることは、いくつになっても重要です。フェムケアを通じてデリケートゾーンの異常に敏感になれば、病気や異変の早期発見につながる可能性も。
30代~40代は、女性の身体にもさまざまな変化が生じる時期です。丁寧なお手入れから、自分を大切にする意識も育てましょう。
忙しい人でも無理なくフェムケアを取り入れる方法は?
現代の女性のライフスタイルは多様化しており、余裕のない日々を過ごしている人も少なくありません。デリケートゾーンの洗浄や保湿を習慣化するなら、バスタイムを利用するのがおすすめです。
ボディーソープで身体を洗うついでに、専用ソープでデリケートゾーンも洗浄しましょう。しっかりと泡立てた洗浄剤で優しくお手入れし、成分が残らないよう十分に洗い流してください。
保湿ケアは、入浴後のスキンケアとセットで行うのがおすすめです。
専用のお手入れアイテムは全部まとめて脱衣所にセットしておくと、入浴から洗浄、スキンケア、着替えまでの流れをスムーズに進められるでしょう。
できるだけ手順を省いたシンプルなケアで負担を減らし、続けやすい環境にしてみてください。
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フェムケアのやり方やメリットを知り生活に取り入れてみよう!

「フェムケア」という言葉を耳にした経験はあっても、「具体的に何をどうすれば効果的なのか、よくわからない…」と感じている女性はまだまだ多いはずです。
適切な知識を身につけて、自身の身体と向き合いましょう。
フェムケアとは、女性の身体と心を守るのに欠かせないもの。特に30代以降は、自身の身体と向き合いつつ積極的にケアするのがおすすめです。
専用アイテムさえまとめて用意しておけば、お手入れそのものは決して難しくはありません。今回紹介した情報も、ぜひ参考にしてみてください。







